すっかり自立しているはずの年齢の子どもが
どこにも行かず 
朝は昼頃に起きて
昼間もゲームなどして 
親にも挨拶すら返さず 
話もせず

そんな状態の子どもに 
親は 挨拶を続けて

そして ・・・あやまる


通常の子育てでは考えられないようなことです


ひきこもりを学習した方はわかると思いますが、
親である私は、無条件肯定がなかなかできずにいました

ちゃんと養ってきた 一生懸命だった
自分だけが大変だった 自分の人生はずっと大変だった
自分の子供のころはどれだけつらかったか
頑張ったか 苦しんだか 努力してどれだけ結果を残したか
我慢してどれだけ頑張ったか 
親になってからもどれだけ頑張ったか
そうじゃやない そんなつもりじゃない

そんな気持ちがいくらでもわいてきます

ところが、昨日の夜中、寝ていたら
「ただただ 謝りたい」という気持ちが 
天から降ってきました

謝りたい ただそれだけだ

どうやって謝るか LINE 手紙 メモ 直接
どれも難しい 余計な言葉が入ると逆効果になる

ところが、
私はいつもぎりぎりでうまくいく人間らしい
(多分亡くなった父のおかげ)

今日 ベストタイミングがやってきた
「ごめん ただそれだけを言いたい」
とものすごくシンプルに一言だけ直接話した

「なにを?」

当然聞いてきた

「具体的にはいろいろあるけど とにかくごめんね」

もちろん返事はない

だけど多分100個くらいあるカギの一つは開いたと思う
(わからないけど)

これからどれだけ開くかわからない

だけどそれは今は考えない

もっともっとカギが開いていったら

きっと
楽しかったこと
うれしかったこと
安心したこと


そんなことが入った箱も
いつか開けてくれると思う